はじめまして、叶めぐみと申します。
私は双子の発達障害の男の子を育てた母親です。
双子の母として、発達障害を持つ子どもたちとの日々に向き合い、良いと言われるものはほとんどのことを試し体験しながら、20年以上にわたり子育てと自己探求を続けてきました。
長男は言葉が少なく、こちらの話もなかなか通じず、学校では「普通と違う」と毎日のように連絡帳に書かれる日々。

次男は自己主張が強く、音に過敏で放送に怒り、職員室に怒鳴り込むことも。名前の呼ばれ方にこだわり、同級生との関係も難しい子でした。

そんな彼らとの関わりの中で、私は「子育ての正解」ではなく、「わたし自身の在り方」を問い直すようになりました。
そして、私の中の固まった価値観(誤認)をひとつずつ外していくことで、彼らも少しずつ変化していきました。
長男は中学卒業式で「みんな、ありがとう」と書いた手作りの横断幕を持って門を出ていき、高校では生徒会長に。今では就労支援施設A型に通い、自分のお給料で家族にご馳走したり、旅行を楽しんだりしています。

次男は「福祉の道は向いていない」と専門医に言われながらも、自らの意志で福祉の大学へ進学。 大学では、彼の前向きに取り組む様子が評価され、卒業時に「学長賞」を頂けました。

今では障害者の方が通うデイサービスで職員として働きながら、職場の方からのアドバイスを受け入れ、少しずつ誤認を外していくことで日々成長し、
「自分の夢だった職につけて夢が叶ったのはママのおかげだよ」
と感謝を伝えてくれます。
この経験を通して、私は「親が変わることで、子どもも変わる」という確信を持ちました。
現在は、同じように子育てに悩むお母さんたちが、自分自身と向き合い、誤認を外し、親子の関係を整えていけるようなサポートをしています。
「わたしでいい」と思える感覚が育つと、子育ては“苦しみ”から“喜び”へと変わっていきます。
普通の母親である私にこういう場を作る勇気をくれたのは息子のおかげであり、私と関わってくださった方々、支えてくださった方々のおかげです。
今度は私がその受けた恩を返す番
私や息子達にもまだ向き合うべき課題はあります。誰もが絶賛成長中。
そんな中でお互いに育ちあうそんな関係性をあなたとも作っていけたらと思っています。
あなたの中にある“本当の力”を、一緒に見つけていきましょう。